不動産を売却するには、いろいろな経費がかかります。
一般的にかかる費用
[ 仲介手数料 ]
不動産の売買の作業を委託する場合に必要となる費用です。
法定で400万円以上の売買は、売買価額(税別)の3%に6万円を加えた金額になります。
ex)売買価額2000万円の土地の場合
( 2000万円 × 3% + 6万円 ) × 1.1 = 72万6000円
※400万円未満の場合は、別の計算式および国土交通省平成30年1月1日施行の低廉な空家等の
売買取引における媒介報酬の特例に定める調査費が必要となります。
[ 登記費用 ]
所有権を移転するための証明書類作成に関する費用や登録免許税です。
[ 印紙代 ]
売買契約書は印紙の貼付が必要となります。
[ 確定測量費用 ]
土地の測量・境界確定の手続きににかかる費用です。
状況に応じてかかる費用
[ 譲渡所得税 ]
売却不動産の売却で得る費用が、取得した際の費用を上回る場合(いわゆる利益が出た場合)は、譲渡所得税がかかります。
また、確定申告が必要となるため税理士に依頼した場合は、手続きの費用が必要となります。
[ 解体工事費 ]
古屋を更地にして売却する場合の費用です。
[ 登記費用 ]
住所が変更された場合の住所変更登記、建物が解体された場合の滅失登記、地目が変更された場合
の地目変更登記等を行う場合の費用です。
[ リフォーム工事費 ]
古屋を改築、リフォームして売却する場合の費用です。