不動産を売却するには、いろいろな経費がかかります。

 

 

一般的にかかる費用

[ 仲介手数料 ]

不動産の売買を行うにあたって不動産業者に支払う費用です。

法定で売買価額（税別）の３％に６万円を加えた金額になります。

　ex)売買価額2000万円の土地の場合

　　 ( 2000万円 × 3% + 6万円 ) × 1.1 = 72万6000円

 

[ 登記費用 ]

所有権を売主から移す移転登記や、融資を借りる際に不動産にかける担保権（抵当権など）の設定登記など、司法書士に支払う費用や登録免許税です。

 

[ 印紙代 ]

売買契約書は印紙の貼付が必要となります。

 

[ 手付金 ]

売買契約の際に売主に支払うお金で、売買代金の一部に充当されます。

 

[ 公租公課精算金 ]

売主が既に支払っている固定資産税の内、引渡し日から起算日までの分を引渡し時に精算する費用です。

 

 

状況に応じてかかる費用

[ 不動産取得税 ]

不動産を購入した際に、かかる税金です。

 

[ 確定測量費 ]

土地の測量・境界確定の手続きににかかる土地家屋調査士に支払う費用です。

 

[ インフラ整備費 ]

上水道や下水道、ガスや電気が敷地まで来ていない際は状況に応じて引込みや本管の延長費用が必要になります。

 

[ 造成工事費 ]

田を埋めたり、傾斜地をならしたりなど、土入れや土留めを行う際の費用です。

 

[ 解体工事費 ]

古屋解体や残置物を撤去する場合の、解体業者に支払う工事費です。

 

[ リフォーム工事費 ]

古屋を改築、リフォームして使用する場合の、リフォーム業者に支払う工事費です。

 

[ 各種許可申請費 ]

大規模な土地や市街化調整区域での建築の際は開発許可申請、田や畑の権利を移転、転用する際は農地転用許可申請などが必要となります。